ブロッコリー新品種の圃場見学会。

2020/12/1
 
今回から、J A愛知みなみ田原洋菜部会の広報として時々、部会の様子や生産の様子などをレポートさせていただきますフリーライター&編集者の荒木です。農業のことは素人な私ですがJA愛知みなみ田原洋菜部会と生産者の皆さん、消費者の皆さんをつなぎ、部会と生産する野菜のことを身近に感じてもらえるようなレポートをお届け出来るよう務めたいと思います。
 

 
11月30日(月)はトヨタネ株式会社さんによるブロッコリーの新品種、「TS-B872」の展示圃場見学会におじゃましました。場所はJA愛知みなみ田原集荷センター横の試験圃場。

いよいよ本格的な寒さが到来しそうなこの日、見学会にはたくさんの人が訪れていました。J A愛知みなみでも、今回発表された新品種の導入を検討中とのことで、洋菜部会のブロッコリー生産者さんも新品種の特性や栽培方法などなどについて、種苗指導員さんからの説明を熱心に聞いていました。
 
来年から本格販売されるという新品種「TS-B872」は、「※根こぶ耐病性」を持つことが大きな特性のひとつ。

その他、
・播種後90日で収穫可能となる早生品種。
・草姿は開帳、草勢は中程度、花蕾位置はやや低く、側枝は少ない。
などの性質を持っているそうです。
 


 
ひと口に「ブロッコリー」と言っても見た目は同じように見えますが、時代と共に様々に品種改良され、味や花蕾の形、成長の仕方、耐寒性などなど、少しずつ違いのある品種が数多くあるのですね。
今はまだ番号だけで正式な名前のない新品種「TS-B872」ですが、来年には素敵な商品名となり、ここ渥美半島でもたくさん育っていくことになりそうです。
 
生産者さんにとっても、たくさんの品種の中からどれを選んで栽培するのか、その美味しさや売れ行きなどと共に見極める目、品種に合わせた栽培技術を持つのはなかなか大変だと感じます。お店に並ぶ野菜からは見えにくい面なのですが、日々の様々な栽培作業と研究があってこその農業なのです。
 

これからやってくる厳しい寒さの中で育つ渥美半島の美味しいブロッコリー。
ビタミンCが豊富で風邪予防の効果もあるとされています。皆さんにますますたくさん食べていただきたいですね。
 


 
※根こぶ病
土壌のカビ(寄生菌)による病気で、発症してしまうと根にコブが出来て正常な生育が困難になってしまう。