今週初め、先週のブロッコリーに続き、紫カリフラワー、オレンジカリフラワー、ロマネスコ、カリフローレ、セロリの「目ぞろえ会」がおこなわれ、それぞれについての品質、色、かたち、葉の付き方などの選定基準を確認し合いました。
今年はコロナ禍の状況もあり、市場での品質ジャッジも今まで以上に厳しいとのこと。集まった生産者の皆さんの選定注意点を聞く姿も熱心です。
現在、各品目ともそれぞれに生産の出来は非常に良好で豊作のようです。
販売価格は例年よりも厳しい状況が続いていますが、出荷のピークを迎える今月から一層力を合わせて美味しく高品質な生産への信頼を高めていきたいですね。
鮮やかな色合いで、料理や食卓が華やかになります。紫カリフラワーの紫色はアントシアニン。茹でると色が抜けるとされていますが、茹で加減を軽めにすることで紫色も綺麗に保たれます。甘みもあり、サラダの付け合わせなどにぴったり。
こちらは螺旋状の渦巻きが美しい「ロマネスコ」。じーっと眺めていると吸い込まれそうなほどです。田原集荷センターのセンター長のおすすめは天ぷらとのこと。私も今度ぜひ試してみます。
現在、どうしたらもっと皆さんに手に取ってもらえるか、袋への詰め方、また販売店での置かれ方、箱詰めや輸送の観点からの扱いやすい方法などを模索しながら絶賛PR中です。こちらのカリフローレ、何と言っても味が抜群!火が通りやすいので炒めものに、パスタに、サラダにと活躍します。
この日最後の目ぞろえ会の品目は「セルリ」。
愛知のセルリ生産量は全国第4位。最大産地は長野、続いて静岡が続きます。大きな株に育ったセルリは青々として見るからに栄養満点。味が濃く、品質の良い田原のセルリがますます全国の食卓へと届いていきますように。
report and text / Araki