白熱!セロリとレッドキャベツの品評会・目ぞろえ会


 
1月25日(月)、JA愛知みなみ田原集荷センターにて、セロリとレッドキャベツの品評会、目ぞろえ会が行われました。洋菜部会管内においては現在28軒のセロリ生産者、24軒のレッドキャベツ生産者が出荷しています。
 
この日の目ぞろえ会では、各生産者とJA愛知みなみ職員、ご参加いただいた大一青果さんによる階級分けについての議論が白熱していました。
 

 

 
セロリ、レッドキャベツ共に今季の生育は天候にも恵まれ良好で、例年通りの出荷量となりそうです。今日の品評会と目ぞろえ会で、生産者はじめ関係者全員、気持ちを一つにして規格統一への意識を高めました。
 
コロナウイルスの影響で依然として厳しい販売状況が続いているとのことですが、「各量販店は元気です!」と大一青果さん。激励の言葉に力をいただきます。引き続き、JA愛知みなみ洋菜部会は万全の体制で品質の良いセロリ、レッドキャベツの出荷に臨みます。
 

 


 
【セロリ・レッドキャベツのミニコラム】
 
セロリの葉を天ぷらに
 
この日、種苗会社トヨタネさんの営業部長が
「セロリの葉っぱは天ぷらにすると抜群に美味しいよ。」
と教えてくださいました。

セロリの葉には豊富なβ-カロテンが含まれ、脂溶性なので揚げ物にすると吸収率がアップします。油との相性が良いため、味も美味しくなるのですね。早速試してみたいです。
 
 
レッドキャベツの「白い粉」
 
レッドキャベツの葉の表面の「白い粉」、これは何だろう?と思い、生産者さんに尋ねてみると、それは「ブルーム」と呼ばれる水分の蒸発を防ぐ働きのある粉なのだそうです。
「白い粉」は良品である証だったのですね。
レッドキャベツはお酢に漬けると色素成分が一層鮮やかになり、保存食として、常備菜として美味しくいただいています。
 
田原の野菜で全国の食卓に彩(いろどり)をお届け出来ますように。
 

 
 
report and text / Masami Araki
photo / Koshi Asano